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そば処悠全 仙台市秋保のお蕎麦屋さん

  • 2019年8月22日

仙台市太白区秋保町の『そば処悠全』と云うお蕎麦屋さんに、お盆の時に食事に行ってきました。
仙台市内から国道62号線で秋保町に行くと、途中に“勝負の神様”と云うのぼりの立っている秋保神社があります。
『そば処悠全』はその秋保神社の裏にあります。
仙台市内から行って秋保神社を通り過ぎると左折の道があるT字路にそばやの看板が出ていますが、とても小さいので見逃さないで下さい。

お店は、裏が竹林になっていて窓から見える竹が涼しげです。
店内は、いつも季節の花が飾られていて奥さんのセンスの良さが感じられます。
店内はゆったりした作りで、4人掛けのテーブルが4つに2人用が2つと20人入れば満席のお店です。
開店されて12年とのことですが、開店からずっとご夫婦がお二人で切り盛りされています。お蕎麦も手打ちされているので、その日に打ったお蕎麦がなくなり次第閉店になるようです。
この日も、お客さんが多かったようで、私たちが帰った午後1時半には「売り切れ」の紙が出ていました。

お品書です。
冷たいお蕎麦が6品、温かいお蕎麦が4品と品数は多くありません。
温かいお蕎麦は冬のみでご主人のこだわりが感じられます。
ちなみにご主人は寡黙な方で、私は10年近くお邪魔していますが、あまり話されているのを聞いたことがありません。
もっともお店自体が静かな中にジャズやビートルズが静かに流れているので、寡黙なご主人にぴったりで居心地の良い空間を創られています。

冷やしたぬき(夏季限定)

私は、このお店の夏限定「冷やしたぬき」が大好きで、この日も「冷やしたぬき」を注文しました。
お蕎麦は二八蕎麦で少し白めの細いお蕎麦です。
ちょっと硬めの角の立った歯触りと歯ごたえの後、蕎麦の香りが口いっぱいに広がってきます。
私は温かいお蕎麦よりもざるそばの方が蕎麦の香りなどが楽しめるような気がして好きなのですが、ここの「冷やしたぬき」は蕎麦の香りと歯ごたえを冷たいつゆと一緒に楽しめます。
冷たいお蕎麦は、普通はざる蕎麦のたれのような濃い目の味が多いですが、ここのつゆは(写真でも分かると思いますが)あっさりしていながら出汁の効いた味で、つゆだけ飲んでも塩辛くないのが嬉しいです。
また、蕎麦好きの私にとっては、ボリュームも十分にあるのが嬉しいです。

白めの細いお蕎麦です

今回は「冷やしたぬき蕎麦」を食べましたが、ざるそばも美味しくボリュームもあります。5~6月には付近でとれる山菜もテンプラで出してくれます。

今回の食べ歩きは『そば処悠全』でした。
寡黙なご主人、いつも美味しいお蕎麦をご馳走様です!

お店のインフォメーション

そば処 悠全(ゆうぜん)
住所:〒982-0243 宮城県仙台市太白区秋保町長袋清水久保54−1
電話: 022-399-4034
定休日:水曜、木曜