銀座オリーブ

『銀座オリーブ』に行って来ました。銀座中央通りの新橋寄りで、博品館ビルの２つ北の銀座888と云うビルの３Fにあります。

銀座オリーブと云う名前の通り数多くのオリーブオイルが並んでいます。お店のHPを拝見すると、オリーブオイルの輸入をする会社が、より多くの人にオリーブオイルを知って欲しいということでオープンしたんだそうです。お店で使用しているのはギリシャのカラマタ地方の『Astir』と云うオリーブオイルです。

左がギリシャのカラマタ産のAstirです。細長い缶の珍しい容器です。右は熊本県天草のオリーブオイルで国産のものとしては上質なオリーブオイルなんだそうです。
ティスティングさせて頂きましたが、左は雑味が無く爽やかでピュアな感じでした。右は私が良く知っている、ちょっとえぐみ（苦み）のある所謂オリーブオイルでした。色々なお料理や多くの食材と相性が良いのは左なのだそうです。
お願いすれば他のオリーブオイルのティスティングもさせて頂けます。

前菜の盛り合わせです。右下はゼッポリーナと云ってピザ生地にアオサ海苔を練りこんだものだそうです。揚げてありますが、こどくなく美味しく戴けました。生ハムやカルパッチョにもAstirオリーブオイルが使われていますが「素材の味を邪魔しない」と云う説明に納得です。

海老のアヒージョとです。アヒージョのオイルに浸したフランスパンが美味しすぎて食べ過ぎてしまいました。これもAstirオリーブオイルの効果なのでしょうか。

お店の看板メニューのピザです。この日は水牛モッツァレラチーズのマルゲリータです。焼き具合も最高で、トロットロのチーズに加えてもちもちした生地も美味しくそれだけでもワインが戴けます。

美味しいピザを焼いている釜です（中央の赤い調理機器）。高温で焼ける釜で、見ているとアッと云う間にピザが焼きあがります。手前のオープンキッチンでピザを作るのを見せてくれるのも嬉しいです。

桜エビとカラスミのパスタです。桜エビの香りが食欲をそそります。パンやピザでお腹は十分なはずですが、まだまだ入っていきます。白ワインがすすみます。

イタリアのトスカーナ地方のキアニーナ牛のグリルです。このお料理にもオリーブオイルがかけてありますが、くどさを感じさせず肉のうまみを引き出している感じです。こちらの料理は赤ワインで戴きました。

ドルチェのセミフレッドです。冷たいクリーミーな食感が心地よいです。

オリーブオイルの美味しさ、重要性を再確認させられた夜でした。普段のオリーブオイルに慣れている私は、最初は少し物足りないような気もしましたが、爽やかなピュアなオリーブオイルは全く胃にもたれずに最後まで美味しく戴けました。
今回は特別のコースでお邪魔しましたが、このようなお料理のコース（2時間飲み放題付き）で5,000～6,000円のようです。他にも美味しい江戸野菜が戴けそうなので是非また伺いたいお店です。
シェフを始めスタッフの皆さんご馳走様でした。　

銀座オリーブのインフォメーション

所在地　東京都中央区銀座８-８-８　スリーエイトビル３F  
TEL　　 03-6263-8808
URL　　https://ginza-olive.jp/